【ご報告】井原美波(17) 現役引退のお知らせ
いつもFCふじざくら山梨へご声援いただきまして誠にありがとう
この度、井原美波が2026シーズンをもちまして引退することになりました
クラブ3期生として2021年シーズンに入団した美波。今では、なでしこリーグクラブとして認識される幣クラブですが、その当時は山梨県女子サッカーリーグ1部(実質6部相当)で戦っていました。クラブが歩んできた歴史と共に歩んできた美波は、入団当初からスターティングメンバーに名を連ね、チームの勝利に貢献し活躍してくれました。
美波を語るうえで欠かせないのは、2022年11月6日に行われたなでしこリーグ2部入替戦第1節。ディオッサ出雲戦で見せたショートコーナーからのクロス。このボールがバーを叩き、こぼれ球を広沢選手(現:FC今治レディース)が詰めて1-0で勝利。この試合を勝利できたことで、FCふじざくら山梨は大きなアドバンテージを獲得し、なでしこリーグの参入の切符獲得へと繋がりました。クラブに残る数少ない「なでしこリーグ昇格へ貢献した」選手の一人になります。
なでしこリーグ昇格後もスタメンを飾る試合が多かった中で、2024年シーズンから怪我によりチームを離れる機会が多くなりました。2025年シーズンは1年間、今シーズンもシーズン序盤から怪我に苦しみました。それでもリハビリを続け「みんなともう1度ボールを蹴りたい」という想いを強く持ち、自分と向き合いながら歩みを進めました。
美波が頑張ってくれたピッチ外の活動をご紹介したいです。自らが各幼稚園・保育園にアポイントを取り、クラブと地域をつなぐ地域サッカー教室リーダーの役割を担ってくれました。また、「ホームタウンを綺麗に」と河口湖町を中心とした地域で自主的にゴミ拾い活動を行ったり、「吉田のうどん巡り」とホームタウンの郷土料理を紹介したり、パートナー企業さんの紹介をしたりと、オフザピッチの活動にも力を注ぎ続けました。サッカーにとどまらず、自分にできること、やりたいことを見つけ、行動に移しながら地域とのつながりを育んできました。
プレイングワーカーを考え、6シーズン(2021~2026年)クラブと共に歩んできた井原が、今シーズン限りでスパイクを脱ぎます。
以下、本人より皆様へご挨拶になります。


井原美波/IHARA MINAMI

■生年月日 1996年5月17日
■ポジション MF
■出身地 長崎県
■在籍クラブ FC十文字VENTUS→FCふじざくら山梨(2021~2026)

皆さまへご挨拶
今シーズンをもって現役を引退する決断をしました。
ふじざくらで過ごした6年間。
山梨県勢初の皇后杯本戦出場。
入替戦予選敗退の悔しさ。
格上の相手に敗れはしたけど、全力で戦い抜いたからこそ「楽しかった」と思えた試合。
チームとして3度目の入替戦。
少ない人数、過密なスケジュールの中で、みんなで掴み取ったなでしこリーグ2部昇格。
振り返れば、嬉しいことも、悔しいことも、たくさんの経験をしてきました。
そして、なでしこリーグ昇格からの数年間は、怪我に苦しむ時間が続きました。
思うように身体が動かないこと。
サッカーができないこと。
自分が思い描くプレーができないこと。
苦しい時間が多くて、悔しい思い出ばかりが残っているような気がしていました。
でも、今こうして6年間を振り返ってみると、不思議なくらい楽しかったことばかりが思い浮かびます。
それだけ、このチームで過ごした時間が大切で、かけがえのないものだったんだと思います。
苦しい時間も含めて、全部が今の自分につながっている。ふじざくらで過ごした6年間は、私にとって大切な宝物です。
そして、この6年間で出会ってくださったすべての方に、心から感謝しています。
活動を支えてくださったスポンサー企業の皆さま。
サッカーに集中できる環境をつくってくださった雇用先の皆さま。どんなときも応援し続けてくださったサポーターの皆さま。一緒に戦ってきたチームメイト、支えてくださったチームスタッフの皆さん。
怪我で苦しいときも、たくさんの方が声をかけ応援し、支えてくださる皆さんの存在があったからこそ、ここまでサッカーを続けることができました。
本当にありがとうございました。
そして、何よりも感謝を伝えたいのは家族です。
サッカーを最優先にする生活の中で、たくさんの時間を犠牲にしながら、いつも私のことを応援し、支え続けてくれました。どんなときも変わらず味方でいてくれた家族がいたからこそ、ここまでサッカーに集中することができました。
これからは、今までサッカーを優先する中で後回しにしてきた家族との時間を大切にしていき、これまで支えてくれた分、少しずつ恩返しをしていきたいです。
ふじざくらで過ごした6年間。
ここで出会えたすべての人と、経験できたすべてのことが私の宝物です。
関わってくださったすべての皆さま、本当にありがとうございました。

